生体ロボット研究室

立命館大学 情報理工学部 情報理工学科
実世界情報コース

研究室配属情報(2025.5.27更新)

研究室紹介・相談会

日時(確定。1回目の終了時間を遅らせました。
1回目 2025年6月3日(火)15:00~17:20
2回目 2025年6月5日(木)10:00~10:30
(2回目は30分しか時間がありません。VR実験の体験を希望する人は1回目に参加してください。)
場所
生体ロボット研究室(H棟 H526)
内容
研究室の設備を紹介したあと、 研究テーマ・ゼミ・指導方針などについての質問に答えます。 希望があればソフトロボット、VR実験のデモを行います。

研究テーマ

本研究室では、空気圧を用いた柔らかいロボットの研究(機械工学)と、 人間の好き嫌い、運動感覚に関する研究(心理学)を行っています。
柔らかいロボットの研究では、新しい構造を考えて、工具で材料を加工し、 空気圧を調整したときの動きや硬さ、発生する力などを計測します。
モノづくりが好きな人に適した研究です。
心理学の研究では、まず、文献を調査したうえで仮説をたてて実験方法を計画します。 つぎに実験環境を構築して数十名の参加者を対象とした実験を行い、 データを解析し、なぜ、そのような結果が得られたのかを考察します。
ヒトの仕組みに興味がある人に適した研究です。
これらの研究の詳細は、こちらに記しています。

卒業研究テーマの決定方法

配属直後に、心理学の研究を行う心理班と、メカ・ソフトウエア開発を行うメカ班に分かれます。 B3秋学期に卒研テーマを仮決めして研究(プレ卒研)を2か月間行ったのち、卒研テーマを決定します。 研究班(心理班とメカ班)に定員は設けず、希望どおりに割り当てます。プレ卒研後に、班を変えることも認めています。 研究テーマは教員が提示したテーマから選択するか、学生が自ら立案します。 現在は以下の人数構成になっています。
心理(言語認知,味覚,顔魅力,親近性選好,VR触知覚) 5名
VRによる力覚・歩行感覚提示 6名
音声対話+AR,彫像アシスト 2名

ゼミスケジュール

  • B3秋学期
  • 前半は、文献調査、データ解析orメカ設計などの課題に取り組みます。 後半はプレ卒研を行い、クリスマス前に研究発表を行います。 年明けに、卒研テーマを決定します。 また、上回生と一緒に、スキル向上を目的としたグループワークにも取り組みます。 週2回、対面でゼミを行います。
  • B4春学期
  • 前半は、関連研究を調査し、研究目的を明確にして、実験方法を決定します。 後半は、実験を行って中間報告会で研究発表を行います。 対面でゼミを週1回(2コマ)行います。 就職活動を理由とした欠席を認めていますが、 3回の研究発表,2回の論文紹介,卒業論文(序論から実験方法まで)の提出は必須です。
  • B4秋学期
  • 卒業研究発表会に向けて、 実験を進めて結果をまとめ、卒論を執筆します。 また、B3と一緒に、スキル向上を目的としたグループワークにも取り組みます。 週2回、対面でゼミを行います。
  • M
  • 修士課程(博士前期課程)の学生は、学部生と共同のゼミとは別に週3,4回ミーティングを行います。

研究室生活

  • コアタイム
  • コアタイムはありません。自ら計画的に研究を実施する必要があります。 研究に関する相談は、オフィスアワーに行うことができます。 簡単な用件は、Slackで行うことが多いです。
  • 行事
  • ゼミ旅行、たこ焼きパーティ、新歓コンパなどを行ってきました。 自主性にまかせているため、年度によって研究室の行事は変わります。 私は旅行が好きなので、積極的に企画してくれる人の入室を期待します。
  • 大学院進学
  • GPAだけでなく、研究への取り組み方を評価して学内進学入試の出願許可を判断します。 大学院に進学する人数は例年2名程度です。現在はM2が2名,M1が3名在籍しています。

教員紹介

私は機械工学科を卒業したのち、 企業で機械設計の仕事を行ったあと大学に戻り、カメラ画像を用いたロボット制御の研究、サルを用いた神経科学研究、 医学部での解剖実習担当、空気圧を用いたウエアラブルロボットの開発、認知心理学の研究など 多くの分野で仕事を行ってきました。実際に自分の手で行って得た知識や経験を教育・研究に 活かしたいと考えています。 取り組みたい研究テーマがあれば、遠慮なく相談してください。出来る限り支援します。